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第5土曜特集 内視鏡医学のすべて――各領域における診断・治療の進歩
泌尿器
わが国における新規手術支援ロボットの導入とその特徴
Current status and characteristics of the new surgical robots in Japan
森實 修一
1
,
武中 篤
1
Shuichi MORIZANE
1
,
Atsushi TAKENAKA
1
1鳥取大学医学部器官制御外科学講座腎泌尿器学分野
キーワード:
手術支援ロボット
,
ロボット支援手術
,
hinotoriTM
,
HugoTM
,
da Vinci®
Keyword:
手術支援ロボット
,
ロボット支援手術
,
hinotoriTM
,
HugoTM
,
da Vinci®
pp.1290-1296
発行日 2023年9月30日
Published Date 2023/9/30
DOI https://doi.org/10.32118/ayu286141290
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わが国では,2012年にはじめてロボット支援前立腺全摘除術(RARP)が保険収載されて以降,約6年間はロボット支援腎部分切除術を含めた泌尿器科領域でのロボット支援手術が先陣を切って広がってきた.2018年以降は消化器外科や胸部外科,婦人科領域などへのロボット支援手術の保険収載が拡大され,現在では多くの診療科において保険診療によるロボット支援手術が日常的なものとなっている.一方,ロボット支援手術の広がりとともに,近年,世界各国において手術支援ロボットの開発も急速に進んでいる.現時点(2023年4月)で,わが国においてロボット支援手術による保険診療が認められている機種を販売している企業は3社あり,本稿ではそれぞれの機種における特徴や新機種導入時の注意点などについて概説する.
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