特集 ロボット手術の新たな展開
日本製手術支援ロボット「hinotori」の医療機器承認
日向 信之
1
,
運天 記代子
2
,
藤澤 正人
3
1神戸大学大学院医学研究科腎泌尿器科学分野 特命准教授
2株式会社メディカロイド
3神戸大学大学院医学研究科腎泌尿器科学分野教授
キーワード:
国産手術支援ロボット
,
医療機器開発
,
hinotori
,
泌尿器科
,
前立腺がん
,
腎がん
,
膀胱がん
Keyword:
国産手術支援ロボット
,
医療機器開発
,
hinotori
,
泌尿器科
,
前立腺がん
,
腎がん
,
膀胱がん
pp.13-17
発行日 2021年4月20日
Published Date 2021/4/20
DOI https://doi.org/10.34449/J0001.39.04_0013-0017
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
- サイト内被引用
わが国初となる手術支援ロボットシステム「hinotori™サージカルロボットシステム」は,2020年8月に製造販売承認,同年9月に保険適用となった。当初は泌尿器科領域の手術に限定する形で認可されたが,今後は対象診療科および対象術式を拡大する予定である。本稿では,われわれが2015年より株式会社メディカロイドとの産学連携,医工連携により開発を行ってきた本機器の医療機器承認および,その開発過程の実際につき解説する。「KEY WORDS」国産手術支援ロボット,医療機器開発,hinotori,泌尿器科,前立腺がん,腎がん,膀胱がん
Medical Review Co., Ltd. All rights reserved.