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第1土曜特集 自殺の予防と危機・救急対応――新たな局面を迎えた日本の自殺対策にどう対応するか
危機・救急対応の標準化
自殺未遂者ケア研修会
Workshop on treatment and case management of patients with suicide attempts
須田 顕
1
,
杉山 直也
2
Akira SUDA
1
,
Naoya SUGIYAMA
2
1横浜市立大学医学部精神医学教室
2沼津中央病院精神科
キーワード:
自殺未遂者ケア研修会
,
精神科救急
,
自殺予防
,
再企図予防
,
自殺予防教育
Keyword:
自殺未遂者ケア研修会
,
精神科救急
,
自殺予防
,
再企図予防
,
自殺予防教育
pp.43-47
発行日 2021年10月2日
Published Date 2021/10/2
DOI https://doi.org/10.32118/ayu2790143
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「精神科救急版・自殺未遂者ケア研修会」は自殺未遂者の対応への理解を深め,柔軟に対応するスキルの向上をはかることを目的に開催される研修会である.例年全国より精神科医師,精神科以外の医師,看護師,精神保健福祉士(PSW),臨床心理士など多職種の参加者が小さなグループに分かれ,オリジナル症例を題材に自殺未遂者の評価に必要な情報収集,初期治療の計画と再企図のリスク評価,ケースマネージメントをグループディスカッション形式で話し合い,結果を共有する.自殺予防に関する知識の技術の確認だけでなく,自殺未遂者のケアはチームで話し合い,チーム医療の基本姿勢を学ぶ機会ともなっている.本稿では,「精神科救急版・自殺未遂者ケア研修会」のメインコンテンツとなるワークショップを中心に,プログラムの概略を紹介する.
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