特集 今日から役立つ 形態学的検査,がんゲノム検査の検体取り扱い
(1章)病理 ホルマリン固定・パラフィン切片 薄切未染色標本の保存
渡部 顕章
1
1東京医科大学病院 病理診断科
キーワード:
DNA
,
Formaldehyde
,
検体取り扱い法
,
組織固定
,
パラフィン包埋
Keyword:
Paraffin Embedding
,
Tissue Fixation
,
DNA
,
Formaldehyde
,
Specimen Handling
pp.1450-1453
発行日 2022年12月25日
Published Date 2022/12/25
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2023122092
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<point>◆ホルマリン固定,パラフィン包埋した検体をFFPE(formalin-fixed paraffin-embedded)検体とよび,病理診断などで広く用いている.◆FFPE検体から薄切してスライドガラスに貼り付けた状態が,薄切未染色標本(未染標本)である.◆FFPE検体,未染標本は,高温多湿を避けて冷暗所で保存することが大切である.◆未染標本は切り置きをせず,必要時にその都度薄切することが望ましい.
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