特集 「固定」の技術を極める
がんゲノム医療における固定
郡司 昌治
1
1日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院 細胞診分子病理診断部
キーワード:
Edetic Acid
,
Formaldehyde
,
検体取り扱い法
,
脱灰法
,
組織固定
,
DNA配列分析
,
パラフィン包埋
,
冷却保存
,
遺伝学的検査
Keyword:
Paraffin Embedding
,
Sequence Analysis, DNA
,
Tissue Fixation
,
Decalcification Technique
,
Formaldehyde
,
Edetic Acid
,
Genetic Testing
,
Refrigeration
,
Specimen Handling
pp.848-851
発行日 2021年8月15日
Published Date 2021/8/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2021279200
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遺伝子解析の精度は、試薬、機器の管理も重要であるが、病理分野の遺伝子解析は、検体の影響が強いと考える。特にホルマリン固定による影響が強い。固定は固定前、固定、固定後プロセスの3段階の管理が重要であり、固定の質が検査精度に影響を与える。
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