特集 今日から役立つ 形態学的検査,がんゲノム検査の検体取り扱い
(1章)病理 ホルマリン固定・パラフィン切片 包埋 硬組織
森藤 哲史
1
,
三浦 聡史
,
金羽 美恵
,
安井 寛
1洛和会音羽病院 臨床検査部
キーワード:
キレート剤
,
検体取り扱い法
,
脱灰法
,
組織固定
,
パラフィン包埋
,
硬組織
Keyword:
Paraffin Embedding
,
Tissue Fixation
,
Decalcification Technique
,
Chelating Agents
,
Specimen Handling
pp.1408-1413
発行日 2022年12月25日
Published Date 2022/12/25
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2023122081
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<point>◆病理検体で硬度を形成するおもな成分はカルシウムである.◆組織からカルシウムを除去する処理を「脱灰」といい,良質な標本作製には適切な脱灰処理を行うことが重要である.◆免疫組織化学や遺伝子検査を行う際には,エチレンジアミン四酢酸(EDTA)による脱灰が推奨される.
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