特集 血液検査で偽高値・偽低値に遭遇!その時あなたはどうしますか?
事例をもとに解釈・対応を学ぼう Dダイマー偽高値
高田 章美
1
1天理よろづ相談所病院 臨床検査部
キーワード:
血液凝固検査
,
採血
,
検査予測値
,
Fibrin Fragment D
Keyword:
Blood Specimen Collection
,
Blood Coagulation Tests
,
Predictive Value of Tests
,
Fibrin Fragment D
pp.1276-1279
発行日 2021年12月15日
Published Date 2021/12/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2022034461
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患者の病態や時系列変化から考えにくいフィブリノゲン・フィブリン分解産物(FDP)やDダイマーの異常高値を認めた場合は、偽高値を疑う必要があります。偽高値のおもな原因は、採血手技の不備による採血管内での凝固および線溶亢進の他、まれに免疫学的測定の非特異反応があります。本稿では、このような偽高値を判断するきっかけや対処方法について紹介します。
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