特集 血液検査で偽高値・偽低値に遭遇!その時あなたはどうしますか?
事例をもとに解釈・対応を学ぼう EDTA採血管による血小板数偽低値(EDP)
有賀 祐
1
1国立がん研究センター中央病院 臨床検査科
キーワード:
Edetic Acid
,
血小板凝集
,
血小板計数
,
採血
,
検査予測値
Keyword:
Blood Specimen Collection
,
Edetic Acid
,
Predictive Value of Tests
,
Platelet Aggregation
,
Platelet Count
pp.1224-1228
発行日 2021年12月15日
Published Date 2021/12/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2022034449
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EDTA依存性偽性血小板減少症(EDP)は、血算用採血管に使用する抗凝固剤のEDTAが引き金となって生じます。採血手技に問題がないにもかかわらず血小板凝集が生じるために、正確な測定結果を得ることができません。本稿では、血小板低値に遭遇した際、EDPを見分けるための方法とその適切な対処法について解説します。
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