特集 血液検査で偽高値・偽低値に遭遇!その時あなたはどうしますか?
事例をもとに解釈・対応を学ぼう 細胞断片出現による血小板数偽高値
栗原 正博
1
1NTT東日本関東病院 臨床検査部
キーワード:
血小板計数
,
自動分析
,
インピーダンス
,
検査予測値
,
細胞由来マイクロパーティクル
Keyword:
Electric Impedance
,
Autoanalysis
,
Predictive Value of Tests
,
Platelet Count
,
Cell-Derived Microparticles
pp.1234-1238
発行日 2021年12月15日
Published Date 2021/12/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2022034451
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白血球や腫瘍細胞などの細胞質が断片化した場合、さまざまな大きさの細胞断片が出現することがあります。自動血球分析装置の測定原理である電気抵抗法では、検体中に血小板と同等大の成分が含まれていると、それらの数え込みにより偽高値となります。本稿では、細胞断片出現時のヒストグラムの変化とその対応方法について解説します。
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