特集 血液検査で偽高値・偽低値に遭遇!その時あなたはどうしますか?
事例をもとに解釈・対応を学ぼう 熱傷患者での血小板数偽高値
栗原 正博
1
1NTT東日本関東病院 臨床検査部
キーワード:
熱傷
,
血小板計数
,
自動分析
,
インピーダンス
,
検査予測値
Keyword:
Electric Impedance
,
Autoanalysis
,
Burns
,
Predictive Value of Tests
,
Platelet Count
pp.1244-1246
発行日 2021年12月15日
Published Date 2021/12/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2022034453
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熱傷患者では、赤血球の物理的な破壊により血小板と同等大の小型の赤血球が出現します。また検体を高温で加温した場合にも同様の現象がみられます。特に電気抵抗法を用いた血小板数の測定に影響します。本稿では、熱傷(加温による模擬事例)において、小型ないし微小な赤血球が出現した際のヒストグラムの変化およびその対応方法について解説します。
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