特集 すぐに役立つ すごく役立つ 皮膚科検査の基本マニュアル
遺伝学的検査・細胞解析
腫瘍の遺伝学パネル検査とそれに基づく治療選択の現状
山﨑 直也
1
1国立がん研究センター中央病院皮膚腫瘍科
pp.120-124
発行日 2024年12月15日
Published Date 2024/12/15
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000004038
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・次世代シーケンシングの登場によって,ゲノム解析技術は,多数の遺伝子を同時に短時間に,また以前より安価に検索することが可能となった.その結果,がん診療の現場に包括的がんゲノムプロファイリング(がん遺伝子パネル検査)が導入され,遺伝子情報はがんの治療戦略に不可欠なものとなった.
・C-CAT(Center for Cancer Genomics and Advanced Therapeutics:がんゲノム情報管理センター)はがん遺伝子パネル検査に基づいた新治療法開発や個別化治療の促進のための情報集約および管理と,個々の患者への国内治験や候補薬の情報報告という役割をもっている.
(「POINT」より)
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