特集 すぐに役立つ すごく役立つ 皮膚科検査の基本マニュアル
組織学的検査
先天性疾患の免疫染色・蛍光抗体染色検査
吉田 憲司
1
1東邦大学医学部皮膚科学講座(大森)
pp.70-72
発行日 2024年12月15日
Published Date 2024/12/15
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000004021
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・蛍光抗体染色検査は凍結切片上の標的抗原に対する抗体(一次抗体)を,蛍光色素(二次抗体)で標識し,蛍光顕微鏡で観察することで,標的抗原の発現度合い,局在を調べることができる.(図1)
・表皮水疱症では各種表皮基底膜構成蛋白の蛍光抗体染色により,発現低下または消失している蛋白のスクリーニングが可能である.
・新生水疱部であれば,4型コラーゲンの蛍光抗体染色により水疱形成部位の推定が可能である.
(「POINT」より)
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