Japanese
English
特集 気をつけるべき小児の腫瘤~悪性腫瘍を見逃さない~
治療
当科における乳児血管腫治療の現状と治療法の選択
Treatment of infantile hemangioma in Kurume University
川村 みゆき
1
,
王丸 陽光
2
,
大園 秀一
3
,
石井 文人
1
,
名嘉眞 武國
1
Miyuki Kawamura
1
,
Youkou Ohmaru
2
,
Shuichi Ozono
3
,
Norito Ishii
1
,
Takekuni Nakama
1
1久留米大学病院皮膚科
2久留米大学病院形成外科・顎顔面外科
3久留米大学病院小児科
1Department of Dermatology, Kurume University School of Medicine
2Department of Plastic & Reconstructive Surgery and Maxillofacial Surgery, Kurume University School of Medicine
3Department of Pediatrics, Kurume University School of Medicine
キーワード:
乳児血管腫
,
色素レーザー治療
,
プロプラノロール内服治療
Keyword:
乳児血管腫
,
色素レーザー治療
,
プロプラノロール内服治療
pp.315-320
発行日 2023年4月1日
Published Date 2023/4/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000003359
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●乳児血管腫(infantile hemangioma:IH)は新生児期に発症する高頻度な脈管性腫瘍の1つであり,自然退縮することがほとんどであるため,以前では経過観察が主流であった.
●しかし,病変部位や大きさによっては潰瘍などの合併症や退縮後の瘢痕といった整容的問題があるため,早期治療を行う症例が増えている.
●近年では,色素レーザーやプロプラノロール内服治療によって良好な治療効果が期待できる.
(「ポイント」より)
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