Japanese
English
特集 手足の皮膚病
臨床例
肢端紅痛症が初発症状であった本態性血小板血症
Erythromelalgia as a primary manifestation of essential thrombocythemia : A case report
望月 亮佐
1
,
田中 彰浩
1
,
柴田 慶子
1
,
中村 彩
1
,
谷川 絢乃
1
,
小坂 博
1
,
長野 徹
1
Ryosuke Mochizuki
1
,
Akihiro Tanaka
1
,
Keiko Shibata
1
,
Aya Nakamura
1
,
Ayano Tanigawa
1
,
Hiroshi Kosaka
1
,
Tohru Nagano
1
1神戸市立医療センター中央市民病院皮膚科
1Department of Dermatology, Kobe City Medical Center General Hospital
キーワード:
肢端紅痛症
,
本態性血小板血症
,
二次性肢端紅痛症
Keyword:
肢端紅痛症
,
本態性血小板血症
,
二次性肢端紅痛症
pp.586-589
発行日 2022年7月1日
Published Date 2022/7/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000002963
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
・有痛性紅斑の出現を契機に本態性血小板血症の診断に至った.
・病理組織学的所見では,真皮上層から中層にかけて細動脈の血栓,塞栓像を認め,血小板増加による影響と考えられた.
・二次性肢端紅痛症はまれであるが,骨髄増殖性疾患に合併する場合,その発症に先行することもあり,原疾患の検索は重要である.
(「症例のポイント」より)
Copyright © 2022, KYOWA KIKAKU Ltd. All rights reserved.