Japanese
English
特集 環境と皮膚(光線も含む)
臨床例
眼球運動障害を伴ったマムシ咬症
A case of the mamushi bite with the ocular movement disorder
大津 雅信
1
Masanobu Otsu
1
1高松市立みんなの病院皮膚科
1Department of Dermatology, Takamatsu Municipal Hospital
キーワード:
マムシ咬症
,
眼球運動障害
,
マムシ神経毒
,
外眼筋麻痺
Keyword:
マムシ咬症
,
眼球運動障害
,
マムシ神経毒
,
外眼筋麻痺
pp.626-629
発行日 2021年7月1日
Published Date 2021/7/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000002545
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・右足関節部を何かに咬まれ受診したが,右下肢の軽度の腫脹と淡い紫斑のみで,明らかな牙痕はなかった.
・初診時より複視を自覚し,眼球の斜視と眼瞼下垂がみられ,徐々に右下肢の腫脹と紫斑が拡大し,血清CKが上昇した.
・マムシ抗毒素投与により,眼症状は消褪し,下肢の腫脹も速やかに軽快した.
(「症例のポイント」より)
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