Japanese
English
特集 環境と皮膚(光線も含む)
臨床例
日本紅斑熱
A case of Japanese spotted fever
丸山 千明
1
,
糟谷 啓
1
,
藤山 俊晴
1
,
戸倉 新樹
2
Chiaki Maruyama
1
,
Akira Kasuya
1
,
Toshiharu Fujiyama
1
,
Yoshiki Tokura
2
1浜松医科大学皮膚科学講座
2浜松医科大学細胞分子解剖学講座
1Department of Dermatology, Hamamatsu University School of Medicine
2Department of Cellular & Molecular Anatomy, Hamamatsu University School of Medicine
キーワード:
リケッチア感染症
,
日本紅斑熱
,
ツツガムシ病
Keyword:
リケッチア感染症
,
日本紅斑熱
,
ツツガムシ病
pp.618-621
発行日 2021年7月1日
Published Date 2021/7/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000002543
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・近年,静岡県西部に拡大しつつある日本紅斑熱の症例を経験した.
・高熱,皮疹,恥骨部の刺し口から日本紅斑熱またはツツガムシ病を疑い,刺し口の皮膚組織と全血のPCR検査でRickettsia japonicaが検出され,確定診断に至った.
・確定診断前からのミノサイクリン,トロンボモジュリン製剤の投与により,臨床症状や検査所見は速やかに改善し10日後に退院した.
(「症例のポイント」より)
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