Japanese
English
特集 環境と皮膚(光線も含む)
臨床例
増強波長を伴う日光蕁麻疹
Solar urticaria with augmentation spectra
上津 直子
1
,
岡本 祐之
2
Naoko Uetsu
1
,
Hiroyuki Okamoto
2
1関西医科大学皮膚科学講座
2関西医科大学
1Department of Dermatology, Kansai Medical University
2Kansai Medical University
キーワード:
日光蕁麻疹
,
増強波長
,
光線照射テスト
,
光線照射血清反応
Keyword:
日光蕁麻疹
,
増強波長
,
光線照射テスト
,
光線照射血清反応
pp.600-603
発行日 2021年7月1日
Published Date 2021/7/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000002539
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・510nm未満の可視光線から,わが国ではまれなUVAに及ぶ広範囲の作用波長を有した.
・増強波長は作用波長より長波長の可視光線で,作用波長の後照射で認められた.
・増強波長の反応は自己血清光照射血清反応でも確認された.
・日光蕁麻疹の症状は徐々に改善したが,20年以上持続した.
(「症例のポイント」より)
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