Japanese
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特集 小児のアレルギー性皮膚疾患 最近のトレンド
臨床例
増強波長を有する日光蕁麻疹の小児例
Solar urticaria with an augmentation spectrum in a child
野村 祐輝
1
,
上津 直子
1
,
山﨑 文和
1
,
岡本 祐之
1
Yuki Nomura
1
,
Naoko Uetsu
1
,
Fumikazu Yamazaki
1
,
Hiroyuki Okamoto
1
1関西医科大学皮膚科学教室
1Department of Dermatology, Kansai Medical University
キーワード:
日光蕁麻疹
,
光線照射テスト
,
光照射自己血清皮内テスト
,
増強波長
,
可視光線UVA
,
小児例
Keyword:
日光蕁麻疹
,
光線照射テスト
,
光照射自己血清皮内テスト
,
増強波長
,
可視光線UVA
,
小児例
pp.576-579
発行日 2020年7月1日
Published Date 2020/7/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000002072
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・意識消失の既往がある,日光蕁麻疹の小児例を経験した.
・作用波長は可視光線で,UVA後照射が増強波長であった.
・光線照射テストで効果を確認した抗ヒスタミン薬と遮光指導で,経過は良好である.
・日光蕁麻疹は,増強波長によって症状が重症化することもあり,作用波長の検索とともに増強波長の有無を調べることは重要である.
(「症例のポイント」より)
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