Japanese
English
特集 最近の水疱症
臨床例
潰瘍性大腸炎活動期に発症した線状IgA水疱性皮膚症
A case of linear IgA bullous dermatosis with active ulcerative colitis
鈴木 華織
1
,
高橋 沙希
1
,
金岡 美和
1
,
相原 道子
1
Kaori Suzuki
1
,
Saki Takahashi
1
,
Miwa Kanaoka
1
,
Michiko Aihara
1
1横浜市立大学環境免疫病態皮膚科学教室
1Department of Dermatology, Yokohama City University
キーワード:
潰瘍性大腸炎
,
ジアフェニルスルホン
,
線状IgA水疱性皮膚症
Keyword:
潰瘍性大腸炎
,
ジアフェニルスルホン
,
線状IgA水疱性皮膚症
pp.132-135
発行日 2021年2月1日
Published Date 2021/2/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000002404
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・潰瘍性大腸炎の活動期に発症した線状IgA水疱性皮膚症の1例を経験した.
・自験例ではプレドニゾロン(PSL)漸減時に皮疹が再燃したが,ジアフェニルスルホン(DDS)を併用したところ,皮疹は速やかに消褪した.
・潰瘍性大腸炎患者に緊満性水疱やびらんをみた際は,線状IgA水疱性皮膚症を鑑別にあげる必要がある.
(「症例のポイント」より)
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