Japanese
English
特集 新しい角化異常症の世界
臨床例
ビタミンA内服療法の併用が有効であった若年発症古典型毛孔性紅色粃糠疹
Successful treatment of pityriasis rubra pilaris via combined therapy with topical tacalcitol ointments and low-dose vitamin A
馬場 裕子
1
,
河原 由恵
1
Yuko Baba
1
,
Yoshie Kawahara
1
1けいゆう病院皮膚科
1Department of Dermatology, Keiyu Hospital
キーワード:
毛孔性紅色粃糠疹
,
小児
,
ビタミンA
,
PRP
Keyword:
毛孔性紅色粃糠疹
,
小児
,
ビタミンA
,
PRP
pp.674-677
発行日 2020年8月1日
Published Date 2020/8/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000002101
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
- サイト内被引用 Cited by
・活性型ビタミンD3製剤,副腎皮質ステロイド外用治療にて難治であった毛孔性紅色粃糠疹(PRP)に対しビタミンA内服療法を併用したところ奏効した.
・全身療法としてレチノイド内服が主流であるが,今回われわれは副作用軽減の観点からビタミンA内服を選択した.
・ビタミンA内服は少量より開始し,効果や副作用の出現に合わせて内服量を調整することが望まれる.
(「症例のポイント」より)
Copyright © 2020, KYOWA KIKAKU Ltd. All rights reserved.