特集 外陰部・肛囲の皮膚病(女性)
臨床例
大陰唇に生じた結合織母斑
大原 満梨奈
1
,
森 知花
1
,
神谷 秀喜
1
,
北島 康雄
2
1木沢記念病院皮膚科
2木沢記念病院
キーワード:
結合織母斑
,
膠原線維
,
大陰唇
Keyword:
結合織母斑
,
膠原線維
,
大陰唇
pp.889-892
発行日 2018年9月1日
Published Date 2018/9/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000000194
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症例のポイント・ 結合織母斑は膠原線維,弾性線維,ムコ多糖類といった真皮成分の増生を示す過誤腫である.・ 好発部位は体幹や四肢近位部とされており,外陰部に生じた報告例は少なく,海外文献含め5例のみであった.・ 自験例では合併症のない単独性であったが,結節性硬化症などに合併する場合があり注意するべきである.
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