特集 細菌感染症
臨床例
右頬部と左手背に生じた多発性ブルーリ潰瘍
足立 孝司
1
,
堤 玲子
2
,
吉田 雄一
2
,
大楠 清文
3
,
山元 修
2
1鳥取県立中央病院
2鳥取大学医学部感覚運動医学講座皮膚病態学分野
3東京医科大学微生物学教室
キーワード:
多発性ブルーリ潰瘍
,
Mycobacterium ulcerans subsp. shinshuense
,
薬物療法
Keyword:
多発性ブルーリ潰瘍
,
Mycobacterium ulcerans subsp. shinshuense
,
薬物療法
pp.687-690
発行日 2018年7月1日
Published Date 2018/7/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000000136
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<症例のポイント>・ 右頬部と左手背に複数生じたブルーリ潰瘍を経験した.・ polymerase chain reaction(PCR)法を用いた精査の結果によって,“Mycobacteriumulcerans subsp. shinshuense”が同定された.・ リファンピシン,クラリスロマイシン,レボフロキサシン3剤による治療が有用であった.
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