特集 光学療法
臨床例
外用PUVA療法が奏功したリポイド類壊死症の2例
小亀 敏明
1
,
上津 直子
,
岡本 祐之
1関西医科大学 皮膚科学教室
キーワード:
Methoxsalen
,
PUVA療法
,
鑑別診断
,
経皮投与
,
副腎皮質ホルモン
,
リポイド類壊死症
,
Tacrolimus
,
肉芽腫-環状
,
類壊死性黄色肉芽腫
,
サルコイドーシス-皮膚
Keyword:
Administration, Cutaneous
,
Adrenal Cortex Hormones
,
Diagnosis, Differential
,
Methoxsalen
,
Necrobiosis Lipoidica
,
PUVA Therapy
,
Tacrolimus
,
Granuloma Annulare
,
Necrobiotic Xanthogranuloma
pp.923-926
発行日 2016年9月1日
Published Date 2016/9/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2016400854
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<症例のポイント>長期にわたる外用療法やNB-UVB療法に反応が乏しかったが、外用PUVA療法が奏効し完治にまで至ったリポイド類壊死症の2例を報告した。臨床所見と病理組織学的所見ではリポイド類壊死症の典型像が2症例ともに認められた。外用PUVA療法の奏効機序はまだ十分に解明されていないものの、免疫学的機序が推測され、難治症例では施行してみる価値のある治療と考えた。
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