特集 鑑別に苦慮した皮膚病(1)
臨床例
ケロイドとして加療されていた富細胞性神経莢腫
大川 たをり
1
,
岡田 みどり
,
高橋 玲子
,
東山 眞里
,
小澤 健太郎
1日本生命済生会附属日生病院 皮膚科
キーワード:
ケロイド
,
誤診
,
鑑別診断
,
超音波診断
,
皮膚腫瘍
,
免疫組織化学
,
神経鞘粘液腫
,
皮膚外科
Keyword:
Diagnosis, Differential
,
Diagnostic Errors
,
Immunohistochemistry
,
Keloid
,
Skin Neoplasms
,
Ultrasonography
,
Neurothekeoma
,
Dermatologic Surgical Procedures
pp.379-382
発行日 2016年4月1日
Published Date 2016/4/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2016224750
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<症例のポイント>ケロイドとして加療(トリアムシノロン・アセトニド局注)されていたが、その間にも緩徐に増大した富細胞性神経莢腫を報告した。自験例では皮下脂肪織内にも腫瘍を認め、組織所見で異型核分裂像を認めた。
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