特集 肝臓病と皮膚疾患
臨床例
水痘再感染、血球貪食症候群を伴ったアナフィラクトイド紫斑
大久保 倫代
1
,
秋田 文
,
角田 寿之
,
有本 昇平
,
永井 雄一郎
,
後藤 茂正
1国立病院機構千葉医療センター 皮膚科
キーワード:
Aciclovir
,
Prednisolone
,
肝臓疾患
,
紫斑病-Schoenlein-Henoch
,
鑑別診断
,
水痘
,
生検
,
Cefepime
,
血球貪食性リンパ組織球症
,
再感染
Keyword:
Acyclovir
,
Biopsy
,
Diagnosis, Differential
,
Chickenpox
,
Liver Diseases
,
Purpura, Schoenlein-Henoch
,
Prednisolone
,
Lymphohistiocytosis, Hemophagocytic
,
Cefepime
pp.267-270
発行日 2015年3月1日
Published Date 2015/3/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2015144269
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<症例のポイント>水痘再感染、血球貪食症候群を伴うアナフィラクトイド紫斑の1例を報告した。成人以降の水痘再感染は、基礎疾患や合併症にも十分注意する必要がある。水痘・アナフィラクトイド紫斑ともに血管炎が病態にかかわり、脳神経疾患などを引きおこす可能性があるため、慎重な経過観察を要する。
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