特集 陥凹する皮膚疾患
臨床例
足穿孔症
中島 康爾
1
,
六戸 亜希子
,
赤坂 英二郎
,
金子 高英
,
中野 創
,
澤村 大輔
1弘前大学 医学部皮膚科学教室
キーワード:
Bucladesine
,
MRI
,
鑑別診断
,
脊髄空洞症
,
デブリードマン
,
多剤併用療法
,
動脈硬化症-閉塞性
,
足部潰瘍
,
Trafermin
,
足底板
,
Sucrose-Povidone-Iodine
Keyword:
Arteriosclerosis Obliterans
,
Diagnosis, Differential
,
Debridement
,
Drug Therapy, Combination
,
Bucladesine
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Syringomyelia
,
Foot Ulcer
,
Trafermin
pp.637-640
発行日 2014年7月1日
Published Date 2014/7/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2014295762
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<症例のポイント>足穿孔症は神経障害による痛覚の障害を背景として、持続的な荷重や外傷の加わりやすい足底部に好発する皮膚潰瘍である。皮膚潰瘍は、えぐり取られたような深い穿掘性の潰瘍で、潰瘍周囲に角質増殖がみられるのが特徴である。自験例では免荷装具の使用で潰瘍が改善し、良好な結果が得られたので報告する。
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