特集 漏斗胸の治療
Nuss法の術後合併症
Nuss法術後の遅発性心タンポナーデ
廣畑 吉昭
1
,
辻 由貴
2
,
馬場 勝尚
2
,
薄井 佳子
2
,
小野 滋
3
Yoshiaki Hirohata
1
,
Yuki Tsuji
2
,
Katsuhisa Baba
2
,
Yoshiko Usui
2
,
Shigeru Ono
3
1大阪医科薬科大学一般・消化器・小児外科講座
2自治医科大学 小児外科
3京都府立医科大学 小児外科
pp.418-421
発行日 2026年4月25日
Published Date 2026/4/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000001531
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はじめに
Nuss法は漏斗胸に対する術式として,創部が小さく整容性に優れていることから,標準術式としてわが国に普及している術式である。手術における主な合併症としては,手術操作に関連した肺や心臓・大血管の損傷のほか,術後の感染症,ペクタスバーの偏位,金属アレルギーなどが報告されている。遅発性の合併症は比較的軽症なものが多いが,遅発性心タンポナーデは致命的な経過となり得るため,診断・治療には注意が必要である。

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