特集 停留精巣
妊孕性と悪性化
生野 猛
1
,
中村 晶俊
1
,
橋本 佳子
1
,
生野 久美子
1
Takeshi Shono
1
,
Masatoshi Nakamura
1
,
Yoshiko Hashimoto
1
,
Kumiko Shono
1
1国立病院機構(NHO)小倉医療センター小児外科・小児泌尿器外科
pp.1309-1312
発行日 2025年12月25日
Published Date 2025/12/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000001411
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はじめに
停留精巣治療の最終目標は妊孕性・父性獲得率の向上と悪性化リスクの軽減である。停留精巣の病態が妊孕性,悪性化のリスクになっていることは明らかである1,2)。2024年に日本小児泌尿器科学会において作成された『停留精巣診療ガイドライン』の改訂版では停留精巣の診療における疑問点について,20項目のClinical Question(CQ)を提起してエビデンスのある論文を用いて解説しているが,このガイドラインでは停留精巣患者の妊孕性に関して8つのCQ,また悪性化については6つのCQに関連内容が記載されている1)。

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