特集 胆道閉鎖症の研究update
全国登録データを用いた腸閉鎖症および胎便性腹膜炎合併例の検討(中間報告)
藤野 明浩
1,2
,
佐々木 英之
2,3
,
大久保 龍二
2,4
Akihiro Fujino
1,2
,
Hideyuki Sasaki
2,3
,
Ryuji Okubo
2,4
1慶應義塾大学小児外科
2日本胆道閉鎖症研究会
3宮城県立こども病院外科
4東北大学小児外科
pp.143-146
発行日 2024年2月25日
Published Date 2024/2/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000000719
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はじめに
胆道閉鎖症(BA)は出生後に発症し,一部の症例は腸閉鎖症(intestinal atresia:IA)や胎便性腹膜炎(meconium peritonitis:MP)などの先天性の腸疾患の治療経過中に発症することが経験されており,これまでに国内外から症例報告や症例集積研究の報告がなされている1~3)。
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