特集 共有したい術式および手術経験:手術のポイントや工夫
腹腔鏡下に治療しえた腹腔内精巣を伴ったinterparietal herniaの1例
田中 正史
1
,
高見澤 滋
1
,
好沢 克
1
,
笠井 智子
1
,
田中 聡志
1
Masafumi Tanaka
1
,
Shigeru Takamizawa
1
,
Katsumi Yoshizawa
1
,
Tomoko Kasai
1
,
Satoshi Tanaka
1
1長野県立こども病院外科
pp.296-300
発行日 2023年3月25日
Published Date 2023/3/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000000390
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はじめに
Interparietal hernia(IPH)はヘルニア囊が腹壁のさまざまな筋層や筋膜間に進展するタイプのヘルニアで,先天的な発生要因として停留精巣や精巣導帯の迷入などがあげられ,IPHの67%に停留精巣を合併したとの報告がある1)。
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