特集 子どもの栄養ケアを見直す─分野の垣根を越えて
各論 疾患別の対応
肥満・2型糖尿病
野井 香梨
1
Kaori Noi
1
1大阪公立大学医学部附属病院栄養部
pp.829-833
発行日 2026年6月1日
Published Date 2026/6/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000003032
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はじめに
現代社会における食環境の変化,身体活動量の低下,睡眠時間の短縮といった生活習慣の変容により,小児の代謝性疾患を取り巻く状況は劇的に変化している。小児肥満および2型糖尿病は,複数の遺伝的素因を背景にもちつつも,環境負荷が引き金となって発症し,低年齢での出現率・発症率が増加している(図)1~4)。

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