特集 AIとともに育つ医療─小児医療の新しいかたち
診療支援(Clinical Applications) AIの専門分野での具体的取り組みと将来
障害児・医療的ケア児支援におけるAI/MLの利用
中村 知夫
1,2
Tomoo Nakamura
1,2
1あのねコドモくりにっく
2国立成育医療研究センター総合診療部
pp.295-298
発行日 2026年3月1日
Published Date 2026/3/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000002895
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はじめに
成人領域では,医療や介護における人工知能(artificial intelligence:AI)や機械学習(machine learning:ML)の利用は,遠隔モニタリングを用いた心不全や糖尿病患者の状態変化の検知,障害者に対する音声認識や画像解析を用いたコミュニケーション支援や生活動作の自動評価,高齢者介護での転倒予測や見守りセンサー,ケアプランの自動作成などすでに多くの試みがなされている。小児においても,遺伝子診断や画像診断を含む診断,新生児および小児集中治療・救急における早期診断,予後予想や治療計画支援などでの利用が進んできているが,医療的ケアを必要とする障害児(医療的ケア児)をはじめとする障害児や介護者支援に関する報告は少ない。

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