Japanese
English
特集 小児臨床検査2024
Ⅳ.血液凝固・線溶系検査
1.血液凝固・線溶・抗凝固検査 2)血小板機能検査
Platelet function tests
國島 伸治
1
Shinji Kunishima
1
1岐阜医療科学大学保健科学部臨床検査学科
キーワード:
血小板凝集能検査
,
血小板粘着能検査
,
出血時間
Keyword:
血小板凝集能検査
,
血小板粘着能検査
,
出血時間
pp.89-92
発行日 2024年10月25日
Published Date 2024/10/25
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000001887
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに
血小板は一止血において中心的役割を担い,粘着・凝集・放出の一連の反応により一次止血血栓を形成する。粘着には血管内皮下組織のコラーゲンに結合したvon Willebrand因子(VWF)と血小板膜糖蛋白(glycoprotein:GP)Ⅰb/Ⅸ/Ⅴが働き,凝集にはフィブリノゲンとGPⅡb/Ⅲaが働く。放出反応では,血小板特異顆粒からの生理活性物質の放出により未活性血小板を活性化する。
© tokyo-igakusha.co.jp. All right reserved.