増大号 臨床医に伝わりやすい 検査報告書とパニック値報告の心得
3章 血液検査
血小板凝集能検査
野々部 亮子
1
1東京大学医学部附属病院検査部
キーワード:
血小板凝集能検査
,
出血性疾患
,
抗血小板薬
,
薬効評価
Keyword:
血小板凝集能検査
,
出血性疾患
,
抗血小板薬
,
薬効評価
pp.895-900
発行日 2024年9月1日
Published Date 2024/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543209417
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Point
●血小板凝集能検査は,出血性疾患の診断や抗血小板薬の薬効評価に用いられる.
●血小板は外部から刺激を受けると容易に活性化してしまうため,検体採取前から採取後の検体調整に至るまで,検体の取り扱いには注意を要する.
●服薬など,患者情報を事前に確認し,依頼に沿った検査を実施して,結果を報告する必要がある.
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