症例
左側臥位により速やかに症状が軽快したChilaiditi症候群
山下 匠
1
YAMASHITA Takumi
1
1南相馬市立総合病院小児科
pp.290-292
発行日 2024年2月1日
Published Date 2024/2/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000001534
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はじめに
Chilaiditi症候群は,右横隔膜と肝右葉前面との間に消化管が嵌入する疾患である。成人の健康診断で偶発的に発見されることが多く,小児例はまれとされている。多くは自然軽快するが,腸閉塞などを合併した場合には外科的介入を要する場合もある1)。
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