特集 小児内分泌を楽しく学ぼう
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時間内分泌学:小児肥満診療への応用
川井 正信
1
KAWAI Masanobu
1
1大阪母子医療センター研究所骨発育疾患研究部門
pp.271-273
発行日 2024年2月1日
Published Date 2024/2/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000001529
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はじめに
近年,スマートフォン(スマホ)やタブレット端末の普及により光のリズムが乱れた子どもが増えている。さらに,光のリズムだけでなく,朝食欠食など食事のリズムの乱れも大きな社会問題となっている。このような生活リズムの破綻は,内在性の概日時計と環境リズムの間に乖離を生じさせ,小児肥満と関連することが明らかとなっている1)。
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