特集 小児内分泌を楽しく学ぼう
症例から学ぶ小児内分泌疾患の診かた
1型糖尿病における持続血糖モニタリング(CGM)とインスリンポンプの有用性
高谷 具純
1
TAKATANI Tomozumi
1
1千葉大学大学院医学研究院小児病態学
pp.262-266
発行日 2024年2月1日
Published Date 2024/2/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000001527
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はじめに
1型糖尿病はインスリン注射と自己血糖測定により管理される。近年,デバイスの進歩によりインスリンポンプおよび持続血糖モニタリング(continuous glucose monitoring:CGM),CGMとポンプが一体となったsensor-augmented pump(SAP)療法が広く臨床現場で用いられている。小児1型糖尿病患者は,これらのデバイスのよい適応となる1,2)。
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