特集 外来でよく見る子どもの皮膚疾患―臨床写真で覚える!
細菌感染症
伝染性膿痂疹
日野 治子
1
HINO Haruko
1
1赤坂虎の門クリニック皮膚科
pp.1318-1321
発行日 2022年8月1日
Published Date 2022/8/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000000328
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はじめに
伝染性膿痂疹の原因菌は,黄色ブドウ球菌,表皮ブドウ球菌,溶血性レンサ球菌などで,臨床症状としては,必ずしも分けられるとは限らないが,概ね水疱形成傾向がある水疱性膿痂疹,炎症が強く,厚い痂皮が付着した痂皮性膿痂疹がある1,2)。
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