特集 周産期の感染症対策
各論:最近の傾向
先天性サイトメガロウイルス感染症
永松 健
1
NAGAMATSU Takeshi
1
1国際医療福祉大学産科婦人科
pp.174-177
発行日 2026年2月10日
Published Date 2026/2/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000002598
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ポイント
・妊娠中の初感染のみならず既感染妊婦からも経胎盤感染により先天感染が発生する。
・新生児の約0.3%に発生し,その70%が出生時無症候例であるが,そのなかの約1割がその後遅発性の感音性難聴や神経発達障害を発症する。
・全妊婦への血清スクリーニングは推奨されず,ハイリスク妊婦への対応と予防行動の啓発が鍵となる。
・新生児の尿核酸検査による早期診断と症候性例への抗ウイルス治療は予後改善に寄与する。診断と治療につながる医療体制の整備が重要である。

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