特集1 遺伝性腫瘍−放射線科医が担う新たな使命−
遺伝性腫瘍の基礎
新川 裕美
1
,
植木 有紗
1
1がん研究会有明病院 臨床遺伝医療部
キーワード:
遺伝性腫瘍(hereditary cancers)
,
病的バリアント(pathogenic variant)
,
サーベイランス(surveillance)
Keyword:
遺伝性腫瘍(hereditary cancers)
,
病的バリアント(pathogenic variant)
,
サーベイランス(surveillance)
pp.126-132
発行日 2023年2月26日
Published Date 2023/2/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000001161
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遺伝性腫瘍では,生まれながら特定の遺伝子に病的バリアントを保持することで,特定のがん種に対する易罹患性が家系内で受け継がれる。がん診療における遺伝医療は,がん既発症者だけではなく血縁者へも適切な医学管理を提供することで,がん死を減らすことを目的としている。よって,画像診断がこの分野に果たす役割は大きい。
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