特集 周産期感染症2026
新生児からみた周産期感染症
2.臨床編―各論 疾患部位からみた新生児感染症
117.心内膜炎,心筋炎,心外膜炎
日根 幸太郎
1
Kotaro Hine
1
1東邦大学医療センター大森病院新生児科
キーワード:
感染性心内膜炎
,
心筋炎
,
心外膜炎
Keyword:
感染性心内膜炎
,
心筋炎
,
心外膜炎
pp.533-540
発行日 2025年12月25日
Published Date 2025/12/25
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000002533
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感染性心内膜炎
1.疫学
感染性心内膜炎(infective endocarditis:IE)は心内膜,弁膜,血管内膜における細菌,真菌による感染症である。新生児の感染性心内膜炎は稀であったが,近年ではより頻繁に認められるようになっている。その背景として,重症の先天性心疾患をもつ新生児の生存期間の延長や,末梢穿刺中心静脈カテーテル(PICC)などの中心静脈カテーテルの使用増加,心エコー検査の診断感度の上昇が挙げられる1)。

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