特集 周産期における研修医・新人助産師/看護師教育の必修知識 新生児編
新生児の代表的疾患 呼吸窮迫症候群
大箸 拓
1
,
杉浦 弘
1
OHASHI Taku
1
,
SUGIURA Hiroshi
1
1聖隷浜松病院新生児科
pp.330-334
発行日 2024年3月10日
Published Date 2024/3/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000001475
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はじめに
呼吸窮迫症候群(respiratory distress syndrome:RDS)は主として早産児における肺サーファクタントの量的欠如を背景として発症し,機能的残気量と肺コンプライアンスが低下する病態となる。その多くは在胎32週以下の早産児でみられる(図1)1)。
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