特集 Controversies in perinatology 2023 新生児編
仙尾部皮膚洞への対応―全例MRI精査をする
甘利 昭一郎
1
AMARI Shoichiro
1
1国立成育医療研究センター 新生児科
pp.100-103
発行日 2023年1月10日
Published Date 2023/1/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000000760
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はじめに
皮膚洞と皮膚陥凹とは発生学的に異なる所見だが,腰部から尾部にかけて生じやすく,潜在性二分脊椎に関連して生じうるという共通点がある。そのため,一般臨床では「腰部より尾側に存在する皮膚の凹み」として括られ,「仙尾部皮膚洞」などの呼称で同一視されることがある。
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