研究
18トリソミーの子どもの家族と医師との話し合いにおける心理社会的体験
櫻井 浩子
1
,
加部 一彦
2
,
笹月 桃子
3
SAKURAI Hiroko
1
,
KABE Kazuhiko
2
,
SASAZUKI Momoko
3
1東京薬科大学薬学部生命・医療倫理学研究室
2埼玉医科大学総合医療センター新生児科
3西南女学院大学保健福祉学部
pp.416-421
発行日 2022年3月10日
Published Date 2022/3/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000000096
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目 的
2004年公表の「重篤な疾患を持つ新生児の家族と医療スタッフの話し合いのガイドライン」に示されているように,新生児医療において,医療者と家族の共感的信頼関係に基づく協働意思決定の重要性はいうまでもない。一方で「協働して意思決定する」とは具体的にどのような実行過程を指すのか,決定された方針の妥当性はどのように検証され,実行者に還元されるのかについては不明確である。
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