特集 耳鼻咽喉科とフレイル
【各論】
フレイル,サルコペニア
荒井 秀典
1
Hidenori Arai
1
1国立長寿医療研究センター
キーワード:
健康寿命
,
たんぱく質
,
可逆性
Keyword:
健康寿命
,
たんぱく質
,
可逆性
pp.735-739
発行日 2026年7月1日
Published Date 2026/7/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000002191
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サマリー
フレイルおよびサルコペニアは,高齢者の身体予備能低下を背景とする代表的老年症候群である。骨格筋量・筋力低下,慢性炎症,ホルモン変化,栄養不良,身体活動低下,神経筋機能障害などが複合的に関与し,転倒,要介護,入院,死亡と強く関連する。フレイルは主に身体的フレイルの基準で評価され,サルコペニアは筋力と筋量の評価により診断される。耳鼻咽喉科領域でも,嚥下障害,音声障害,加齢性難聴,前庭機能低下などの疾患はフレイルと密接に関連するため,耳鼻咽喉科医がこれらの概念を理解することは患者の予後改善に重要である。

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