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今月の特集 知っておきたい睡眠時無呼吸症候群
CPAP療法
Continuous positive airway pressure
渡部 良雄
1
1昭和大学病院呼吸器・アレルギー内科/昭和大学病院附属東病院睡眠医療センター
キーワード:
持続陽圧呼吸療法
,
CPAP
,
CPAPの治療効果
,
アドヒアランス良好
,
アドヒアランス改善のポイント
Keyword:
持続陽圧呼吸療法
,
CPAP
,
CPAPの治療効果
,
アドヒアランス良好
,
アドヒアランス改善のポイント
pp.1060-1068
発行日 2024年9月15日
Published Date 2024/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542203715
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Point
●持続陽圧呼吸療法(CPAP)は,わが国では中等症以上の閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)に対するCPAPが保険適用となっている.この40年以上の歴史で,その有効性や治療効果についてはさまざまな報告があり,機能の追加や機器の進歩がみられる.
●CPAPの治療継続率は5〜8割程度,さらに良好な治療効果が得られるアドヒアランス良好な患者は4割程度と低く,いまだ課題は多い状況にある.
●CPAPアドヒアランスの向上・維持には,担当医のみならず多職種によるアプローチが必要であり,特に睡眠検査やCPAP設定・レポートに関与しては検査技師の貢献は重要である.
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