特集 ここまでわかった 嗅覚・味覚とその障害
【嗅覚障害とそのマネージメント】
慢性鼻副鼻腔炎による嗅覚障害
乙田 愛美
1,2
,
小林 正佳
1
Ami Otoda
1,2
,
Masayoshi Kobayashi
1
1三重大学大学院医学系研究科耳鼻咽喉・頭頸部外科
2国立病院機構三重中央医療センター耳鼻咽喉科
キーワード:
嗅覚障害
,
慢性鼻副鼻腔炎
,
内視鏡下鼻副鼻腔手術
Keyword:
嗅覚障害
,
慢性鼻副鼻腔炎
,
内視鏡下鼻副鼻腔手術
pp.48-52
発行日 2026年1月1日
Published Date 2026/1/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000001953
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はじめに
嗅覚障害は患者の生活の質の低下に大きく関わり,時に生命を脅かす危機の要因ともなり得る。嗅覚障害の主な原因は,鼻副鼻腔疾患,急性上気道炎,外傷,神経変性疾患,頭蓋内疾患,先天異常,薬物,加齢などが挙げられている1)。慢性鼻副鼻腔炎によるものが最も多く1),嗅覚障害患者の45〜67%は慢性鼻副鼻腔炎であるとされている2,3)。

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