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特集 真菌症—知っておきたい診療のポイント
《各種真菌症の病態・診断・治療》
アレルギー性真菌性鼻副鼻腔炎
Allergic fungal rhinosinusitis（AFRS）
尹 泰貴
1,2
Yasutaka Yun
1,2
1関西医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科
2関西医科大学附属病院アレルギーセンター
キーワード：
AFRS
,
好酸球性副鼻腔炎
,
鼻茸
,
診断基準
,
内視鏡下鼻副鼻腔手術
,
ステロイド
,
抗体製剤
Keyword:
AFRS
,
好酸球性副鼻腔炎
,
鼻茸
,
診断基準
,
内視鏡下鼻副鼻腔手術
,
ステロイド
,
抗体製剤
pp.596-601
発行日 2023年7月20日
Published Date 2023/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411203433
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POINT
●アレルギー性真菌性副鼻腔炎（AFRS）は鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎の一種であり，真菌へのⅠ型アレルギー反応を主とするType 2炎症性疾患である。
●好酸球性副鼻腔炎とよく似た症状や所見を呈するが，AFRSでは片側病変が多い。
●AFRSは手術療法および術後の薬物治療が有効とされている。抗体製剤などの新規治療法も報告されており，さらなる研究報告が待たれる。
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