特集 ここまでわかった 嗅覚・味覚とその障害
【嗅覚・味覚研究の進歩】
味とにおいの交互作用
小早川 達
1
Tatsu Kobayakawa
1
1産業技術総合研究所人間情報インタラクション研究部門
キーワード:
味覚
,
咀嚼
,
嚥下
,
ピューレ
Keyword:
味覚
,
咀嚼
,
嚥下
,
ピューレ
pp.27-29
発行日 2026年1月1日
Published Date 2026/1/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000001948
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はじめに
加齢は,生理的予備力(ストレス要因に適応する個人の能力)と機能的能力(個人が発揮できるあらゆる精神的・身体的能力,関連する環境特性,それらの相互作用)の低下を特徴とする1)。加齢に伴う機能の低下は,身体的側面,認知的側面,感覚的側面に及ぶ。その中でも,日常生活に影響を与える口腔機能に関しては,認知症の発症リスクの上昇や認知機能の低下との関連が報告されており,近年注目を集めている2)。

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