特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の手術手技トレーニング
東北大学献体遺体を用いたサージカルトレーニング
東 賢二郎
1
Kenjiro Higashi
1
1東北大学病院耳鼻咽喉・頭頸部外科
キーワード:
手術手技トレーニング
,
献体遺体
,
サージカルトレーニング
,
cadaver surgical training(CST)
Keyword:
手術手技トレーニング
,
献体遺体
,
サージカルトレーニング
,
cadaver surgical training(CST)
pp.295-297
発行日 2025年3月1日
Published Date 2025/3/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000001503
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はじめに
医療技術の進歩は目覚ましく,耳鼻咽喉頭頸部外科領域においても経口腔でのロボット支援下手術や舌下神経電気刺激療法など新しい術式が次々と生まれている。それに伴い,医師も新規技術の獲得をしていかなければならないが,医療安全の観点からon the job trainingによる技術獲得は難しくなっている。そのような現状の中,東北大学では2013年度から献体遺体を用いたサージカルトレーニング(cadaver surgical training:CST)を行ってきた。
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